hikarubito0123’s blog

青春時代を音楽とともに振り返るただの自己満足ブログ

アクモンの衝撃

 

30歳を目前にした今、

自身の音楽ルーツを青春時代とともに勝手に振り返ってみようと思う。

仕事漬けの毎日で趣味もろくに無いのだが、

音楽だけはずっと聞き続けているので、

今は聞いてない曲も振り返ることでまた聞き直すことができるんじゃないかと思った。

ただの自己満足ブログです。

 

 

というわけで今回はコチラ

「アークティック・モンキーズ」の画像検索結果

アークティック・モンキーズ

「ホワットエヴァー・ピープル・セイ・アイ・アム、ザッツ・ホワット・アイム・ノット」

 

タイトルなげーな

なんでこれにしたかというと、たまたま今聞いてたから。

 

アクモンを初めて聞いたのは確か18歳ぐらい

その頃は高校卒業して働きもせずバンドばっかやってた親のすねかじりクズ野郎だった

 

中2の頃にブルーハーツCDTV(過去特集的な)かなんかで観てやられて

そっから、ロンドンパンク〜メロコア〜ハードロック〜グランジ

という流れでロックキッズになっていた俺は

日本ではそんな有名でもないグランジのバンドを1人聞いてることに優越感を感じていた。

 

と同時に世はUKリバイバルで、リバティーンズホワイト・ストライプスストロークスなんかが流行ってて、ちゃっかり俺はそのブームにも乗っていた

 

英語なんてまったくわからないくせに、リバティーンズのネジ1個外れたら壊れてしまいそうなメロディや

ストライプスの音数少ないはずなのにハードロックしててメロディアスなとことか凄い好きだった

 

UKリバイバルっていうけど当時のUKを知らないから俺にしたら全く新しい音楽だった

改めて考えるとロックが輝いていた最後の時代なんじゃないか?

あの頃に比べると、最近ロックが耳に入ってこなくなったな・・・

 

んで、俺にとっては新しいムーブメントのなかで、

飛び抜けて新しい音楽がアクモンだった。

 

アルバム一曲目

The View from the Afternoon」

これでもうやられた。

とにかく速い!畳み掛けるメロディ!しかも上手い!

 

そして2曲目

「I Bet You Look Good on the Dancefloor」

ノックアウト。

こりゃすげーや。凄すぎて泣いた記憶あるもん。

なんで泣いたかって、ロックって誕生してから何十年も経ってて、

あらかたやり尽くされたと思ってたんだよ。

でもそんなことなかった。なに勝手に決めつけてんだ

ロックにはまだまだ可能性がある。そう感じたからだ。

 

知識なんか無いくせに偉そうに語ってるけど、それぐらい感動したのを覚えている。

なによりほぼリアルタイムでアクモンに出会えたことが幸せだった。

 

このアルバムを洋楽なんか聞かない友達に貸したら、

すごいハマってくれて喜んだこともあった。

アクモンって良い意味でクセが無いというか、正統派カッコいいロックだよね

アレックス・ターナー含め、メンバーの外見は全然ロックじゃないけど笑

でもそういうところもアクモンの魅力だった。

 

残念ながら2ndが微妙だったので(2nd好きごめんなさい)アクモンから遠ざかってしまったが、いまだに聞きたくなるってことはムーブメント関係なしに良いアルバムなんだろうと思う

 

だってこれを書きながら聞いているんだけど、3周目に入っても全然飽きない。

すげーやアクモン。